診断のしくみ

60問が何を測り、回答がどうやって4つの文字と4つのパーセンテージになるのか。そして、こうした結果がどこまで役に立つのかを説明します。

この診断は60問に答えると、4文字のタイプと、各文字のパーセンテージを返します。途中に隠していることはありません。このページでは、最初のクリックから結果が出るまでをひととおりたどります。各質問のねらい、1つの回答の数え方、集計から文字が決まる流れ、パーセンテージが示すもの、そして結果をどう使えばよいか、どう使ってはいけないかです。

執筆: DaonLabs

4つの軸

質問はすべて、4つの軸のどれかに属します。軸は2つの指向を両端に持ち、診断が探るのは、何も強制されないときにどちらの端へ手が伸びるかです。質問は軸ごとに15問ずつなので、4つの文字は同じ量の根拠から決まります。

EかI:エネルギーの充電のしかた

外向(E)と内向(I)が表すのは、何で元気を取り戻すかです。にぎやかな夜を過ごしたあと、出かける前より元気になる人もいれば、静かな時間がないと自分に戻れない人もいます。これはエネルギーの話であり、内気さや社交の上手さの話ではありません。

SかN:まず何に目が向くか

感覚(S)と直観(N)が表すのは、どんな情報を頼りにするかです。目の前にある事実や細部、これまでの実績から考え始める人がいます。一方で、パターンやつながり、これから何になりうるかから考え始める人もいます。

TかF:決めるときの決め手

思考(T)と感情(F)が表すのは、選択を左右する決め手です。筋が通っているか、原因と結果がつながっているかを重く見る人がいます。選んだことが関わる人にとってどんな意味を持つかを重く見る人もいます。どちらも筋道立てて考えますし、どちらも人を大切に思っています。

JかP:先の決まっていないことへの向き合い方

判断(J)と知覚(P)が表すのは、決まっていないことをどう扱いたいかです。計画が固まって問題が片づくと落ち着く人がいます。選択肢を開けたままにして、その場に近づいてから決めたい人もいます。

回答がスコアになるまで

各質問には2つの文と、その間に7つの丸が並びます。選んだ丸が、どちらの文が自分に近いか、どれくらい近いかを表します。いちばん外側の丸はその側に2段階、その内側の丸は1.5段階、中央の隣の丸は1段階だけ軸を動かします。中央の丸を選んだときは、まったく動きません。

軸ごとに、15問分の合計を積み上げていきます。文の並びはわざと入れ替えてあり、質問によって最初の文が指す文字は変わります。そのため、いつも同じ側ばかり押していても、1つのタイプにはなりません。最後の質問に答え終えると、各合計はゼロのどちらか側に落ち着き、その側が自分の文字になります。合計がちょうどゼロになった場合は、タイプには4文字が必要なので、決まりに従ってペアの最初の文字を表示します。

この計算は、回答を終えた瞬間にお使いのブラウザの中で行われます。一つひとつの回答が、採点のためにどこかへ送られることはありません。

パーセンテージの意味

各文字の横にあるパーセンテージは、その軸で回答がどれだけその側に傾いたかを示します。50は、回答が釣り合っていたということです。100は、15問すべてでその側のいちばん外側の丸を選んだということです。たいていの人は、その間に収まります。

この数字が測っているのは回答のそろい具合であり、特性をどれだけ持っているかではありません。内向に70パーセントだからといって、70パーセント内向的だとは限りません。60パーセントの人より内向的だとも言えません。15の場面を通して、回答がおおむね一方向にそろっていたというだけです。60パーセント以下の文字は、ほぼ互角の回答から決まったものです。日を改めて受けると、いちばん違う文字が出やすいのはここです。

結果からわかること

結果は説明として読むと、自分が答えた指向を短くまとめたものになります。どこで充電するか、何に気づくか、どう決めるか、先の決まらないことをどう扱うか、という4点です。なんとなく気づいていた習慣に言葉が与えられた、と感じる人は少なくありません。会話のきっかけにもなります。文字の違う2人が、同じ夜や同じ計画や同じ口論がなぜこれほど違って感じられたのかを説明するのに使えるからです。結果のページには、どの回答が各文字を動かしたかも出ます。結果と、その元になった選択を見比べて確かめてください。

結果からわからないこと

結果から、能力、知性、成熟度、心の健康は測れません。60問のどれも、それを測ろうとはしていません。仕事の出来や、恋愛が続くかどうか、ある場面で何をするかを予測することもできません。年齢や文化、その週の出来事、回答するときに思い浮かべていた状況についても、何も知りません。採用、不採用、評価、レッテル貼りに使ってはいけません。資格を持つ専門家の助言の代わりにもなりません。

この診断の限界

回答はどれも自己申告なので、結果の正確さは申告の正確さを超えません。気分、睡眠、思い浮かべた場面で回答は動きますし、人はどんな話題でも同じように自分に正直でいられるわけではありません。

4文字のモデルは、各軸で人をどちらかの側に分けます。けれども実際の指向は一本の線上に広がっていて、真ん中あたりにいる人も大勢います。軸が拮抗していると受け直すたびに文字が変わることがあるのは、そのためです。人の性格を仕事として測る研究者が、連続的な特性尺度を主に使っているのも同じ理由です。これは16タイプの枠組みに基づく無料の質問票です。公式のMBTI検査ではありません。公式検査はThe Myers-Briggs Companyの別の製品であり、このサイトは同社とは関係ありません。

このあとの読み方

まず診断を受けて、結果ページを、そこに出る自分の回答と見比べてみましょう。タイプ一覧では16の組み合わせを並べて読めます。ガイドでは、軸が拮抗しているとなぜ大事なのか、外向とは本当は何を測るのか、といった1つひとつの疑問を掘り下げています。